レーシックイメージ

20才前後の若者がレーシックを受ける際の裏事情

今年の2月、念願のレーシック手術を受けました。
大学生の私は、将来警察官になることを目指していましたが、当時の自分の視力では、警察官採用試験の受験資格に満たないという事実を知り、レーシックを受けることを決意しました。
インターネットで、東京の最大手の病院を探し、最高級プランと唄われていた35万前後のプランを選択しました。
学生である私には、この費用は痛手でしたが、低い価格のプランを選択して失敗したという体験談をよく耳にしていたので、迷うことなくそのプランに決定しました。
手術当日、病院での眼球検査前の説明は、40分間ほどでした。
各プランの説明、後遺症の説明が主となっていました。
ほとんどが、病院のHPで確認してきた内容でした。
その後、手術直前に医師により、新たな説明がされました。
それは、20才前後の若者がレーシックを受ける際の裏事情とも呼ぶべき情報でした。
私のような学生などの若者の場合、上の世代の方に比べ、手術で回復した視力が元の悪い状態に戻りやすいとのことでした。
若者の眼球はまだ成長途中にあり、その状態もまだ不安定なために、「近視戻り」という現象が起こってしまうとのことでした。
HP上で17才以下の若者が手術を受けることを禁じていたのも、同様の理由でした。
防止するためには、角膜強化法、別名クロスリンキングという手術を受けることが必要だと言われました。
値段はプラス10万円と、決して安いとは言えない値段でした。
しかし、健康と夢のためならと思い、手術をお願いしました。
貴金属類を全て外し、手術室に向かいました。
髪の毛を覆うキャップと、専用の羽織を着用しました。
手術室に入り、ベットに仰向けに寝転がりました。
医師らに目の周りやおでこを消毒され、まぶたを固定されました。
眼球に機械が近づけられ、目の周りが固定されると、何も見えなくなりました。
そしてレーザーが角膜を切断し始めました。
この時私には赤くて小さな光が見えるようになり、医師にそれを見つめているよう指示されました。
しばらくして機械が遠のき、手術は終了しました。
その後すぐに、角膜強化法の手術が行われました。
こちらは、目の表面に何かを塗られるだけで終了しました。
合計しても30分もかかりませんでした。
その速さには心底驚かされました。
術後すぐは視界にもやがかかったような感じがしていました。
レーシックに加え角膜強化法を受けた私は、通常より一本多く目薬を処方されました。
手術後3時間程の間は、15分から30分の感覚で目薬を差していました。
時間が経つにつれ目薬を差す頻度は減っていきました。
一週間ほどで、目薬を差す必要はなくなりました。
手術から5か月が経ちましたが、もう目薬を差す必要は全くなくなりました。
何の後遺症もありません。
ランニングをしてメガネがずり落ち、不快な思いをすることが一切なくなったことは大きな喜びでした。
また、毎朝コンタクトを入れる手間も省けてとても快適です。
確かに費用は他の方よりもずっと多くかかりましたが、コンタクトをこれから20年以上使い続けると考えたときの費用と比べると、ずっと安く済みました。
レーシックを受けて非常に満足しています。

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