レーシックイメージ

視力矯正であるレーシックの歴史

メガネをかけていると遠くまで見えやすいのでとても便利ではありますが、反面とても不便なところもありました。
ずっとかけているとつるの部分が広がってしまってずり落ちやすくなりますし、長年使っているうちにいつの間にかレンズに傷がついてしまったりします。
直したりすることもできますが、何度か繰り返しているとそれもできなくなるので買い換えるしかありません。
コンタクトレンズにしても毎日の手入れが大変ですし、買い替えもしなくてはいけないので、結局のところ長い目で見るとレーシックを受けたほうが金額的にもお得だったりします。
最近ではレーシックを受ける人もかなり増えてきましたが、いつから視力矯正が行われていたのかと気になったので適応検査を受けに行った時に歴史を聞いてみました。
すると角膜を切開してするという考え自体は1800年代にあり、実際に1939年に日本で角膜を切開して近視の視力矯正が行われているということでした。
ただこの時は時間がたつと共に角膜が白濁してしまうということがわかっていたそうです。
それから様々な研究が行われていましたが、レーシックというものが行われたのはギリシャの医師によるもので1990年のことでした。
日本で認められて行われることが許可されたのはそれから10年後の2000年のことでした。
レーシックを受けるためにはまず事前に適応検査を受ける必要があります。
角膜をけずることになるため、角膜の厚さを測ることは特に重要です。
検査の内容はそのクリニックによって多少違いますから検査にかかる時間もそれぞれのクリニックで違いがありますが、およそ2時間から4時間ほどかかるとみておくのがよいです。
私は3時間ほどかかりました。
検査するには予約が必要なので前もって連絡を入れておきます。
インターネットから予約を入れることもできるクリニックもあります。
検査の数日前から数週間前からコンタクトレンズは使用禁止になります。
手術も予約が必要で、検査同様にコンタクトレンズはつけてはいけない期間があります。
手術は目の周囲の消毒をして点眼薬による麻酔をしてまぶたを閉じないように固定します。
それから角膜の表面にフラップと呼ばれるふたのようなものを作ります。
それをめくっておいて角膜にレーザーを照射、終わったらフラップを元の位置に戻して目に感染症やドライアイを予防するために点眼薬をさして終了です。
手術帰りは目にほこりが入ることを防いだり目がまぶしさを感じたりするためにそれを軽減させる意味でもサングラスに似ためがねをかけて帰りました。
帰る時は車などの運転はできませんので迎えに来てもらうか徒歩で帰ります。
私の場合は距離的に歩いて帰るのは不可能でしたし、公共機関を使う自信もなかったので家族に迎えに来てもらい、まっすぐに帰りました。
また当日から1週間程度は夜眠る時に保護用のアイマスクをつけて眠ります。
これはまだフラップが安定してない状態なので、無意識に目をこすったりしてずれてしまったりしないようにするためです。
それからお酒やタバコ、お風呂も当日は禁止です。
お風呂は目がぬれてしまわないようにするため、タバコやお酒は目をこすってしまわないようにするためです。
目の状態が安定した時にはレーシックを受けて本当に良かったという思いでいっぱいでした。
せっかく矯正された目ですので、いろんなものを見てまわりたいです。

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